注文住宅購入にはどれくらいの費用を想定すべきか?

注文住宅購入にはどれくらいの費用を想定すべきか?
注文住宅の費用相場を見ると、土地を購入するのであれば、全国平均で約4400万円。これをさらに地域別で見ると、首都圏で約5100万円、中京圏で約4400万円、近畿圏では約4500万円ですが、その他の地方では約4000万円が平均的な費用相場となます。なお建築工事費用と土地購入費との比率は6:4または7:3にするのが、一般的には理想と言われています。次に土地の購入が不要な場合には、全国平均の費用相場で約3200万円。地域別では首都圏が約3500万円、中京圏で約3300万円、近畿圏では約3000万円、同じく他の地方でも約3000万円が、一つの目安となっています。ちなみにこの統計は、独立行政法人の公的機関による2020年度の調査に基づいています。このように土地のある無し、あるいは地域間によって費用相場には差があるため、注文住宅を建てる際には自分の購入条件と照らし合わせて、必要な費用を想定すべきでしょう。
注文住宅の費用はどこで知ることが出来るのか
注文住宅の金額は、様々な方法で知ることができます。まず、一般的な方法としては建築業者やハウスメーカーに見積もりを依頼することが挙げられます。この場合希望する仕様や間取り、建築地の条件等を伝え具体的な見積もりをもらうことができるのです。建築業者やハウスメーカーによっては、無料で見積もりを出してくれる場合もありますがあらかじめ条件を確認しておくことが必要です。 インターネット上でも、様々な注文住宅の見積もりサイトや建築業者・ハウスメーカーのホームページで、金額の目安を知ることができます。これらのサイトでは予算や希望する仕様などを入力することで、概算の金額を知ることができます。ただし正確な金額を知るためには、実際に見積もりを依頼する必要があります。 そのほかにも、建築相談会や住宅展示場などで、建築業者やハウスメーカーと直接話をして、費用の目安を知ることもできるのです。知人や家族が注文住宅を建てた経験がある場合は、その金額や工事内容を聞くことで、参考にすることもできます。